こんにちは、伸ばせる能力は全部伸ばしたい年子知育ママ、うたこです。
人間は未熟な状態で生まれてきて、誕生後10年くらいかけて脳みそ、目、耳などの感覚期間を成長させていきます。
この間にいかにたくさんの経験をさせるかが大切!
と考えています。その中でもこの記事では色彩感覚を伸ばすためにやったことをまとめます。
色彩感覚を身につける
生後すぐから各段階で、色を認識させる、色で遊ばせる、をたくさんやってきました。
0歳0ヶ月〜
視力がほとんどありません。お母さんの顔ですら抱き上げられてやっとぼんやり見える程度。
この頃は白黒ではっきりくっきりした絵や、赤いドット(ドーマンメソッドのドッツカード)などを見せることで「見える」という感覚を掴んでもらいます。
0歳6ヶ月ごろ
赤、青、黄色などの三原色を、ボールやクレヨン、おもちゃを見せながら伝えていきます。目に入るものがあればとにかく色を伝えます。
1歳頃
赤、青、黄色などの三原色からお絵かきします。殴り書きというか、まだ筆圧もほとんど出ていないのでクレヨンを持てたらそれでよし!
1歳3ヶ月頃
クレヨンの色を増やしていきます。この頃から私は制御不能になってきたので好きに書かせていました。クレヨンは12色を使っていました。
サラズシルクをふわふわひらひらさせて遊ぶのも楽しそうでした。
1歳6ヶ月
ちょっとずつ指示が通じるようになってきたので絵の具も使います。
大抵の場合、全ての色がまざった黒っぽい絵になります。笑
2歳
お絵かき遊びとサラズシルク、絵本や身の周りにある色をずーっと話しています。
3歳
刺繍糸のグラデーション遊び、クレヨンは12色から50色へ!微妙な色の違いが面白いみたいで、赤の分類でも「これとこれはちょっと違うね」と色々気にしているみたいです。
3歳8ヶ月
ビーズなど複数の色があるものを寒色と暖色で分けたり、見た目が美しくなるように分類して遊ぶようになりました。
色彩感覚を身につけるために使ったもの
画材
ベビーコロール
かなり力を入れないと色が出ません。鉛筆持ちができない「握る」段階のお絵かきに。
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キットパス
窓にかけるタイプやお風呂で遊べるタイプのあります!
窓にかけるタイプがお気に入りです。大人は掃除が大変ですが……。
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クレパス
こちらも微妙な色合いまで楽しめる多色のクレパス。かきごこちもよくて子供たちのお気に入りです。
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色ペン
洗濯で落ちるのがいい!! 力を入れなくても鮮やかに発色するので、お絵描きしたい! という気持ちを満たすのに最適です。
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クレヨラ
水なしでかける絵の具です。もちろん洗えばすぐ落ちるのがいいところ。キャンバスに向かって二人で真剣に絵を描いています。
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画材に慣れないときは
モンテッソーリでもシュタイナーでも大切にされている色彩感覚。
小難しく考えることはなくて、ただたくさんの色を知って豊かな表現ができるようになりましょうということなんですが、何をしたらいいのやら……と、手当たり次第にやってきました。
色々やってきたおかげか、子供たちは色の種類をよく知っており、「同じ緑だけどちょっと違う」など細かい違いを認識することを楽しむようになりました。
画材を揃えるのはもちろんいいことなのですが、中にはお絵かきの感触が好きではないお子さんもいるはず。うちの息子も、クレヨンや絵の具の感触が嫌いでなかなか姉ほどキャンバスには向かっていませんでした。
そんな息子にヒットしたのが、ものを使った色遊び!
サラズシルク
手触りがよくて、まるで天女の羽衣。美しくて繊細で、遊んでいる姿を見ると癒されます。
刺繍糸
色んな色の微妙な違いを認識できます。くぼた式で推奨されたいた色遊びのひとつ。
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息子は特に青が好きですが、色々な色で遊ぶうちにお絵かきにも興味が出てきて、2歳なりたてで「海に泳ぐシャチ」なんて素敵な絵を描くようになりました。
まとめ
色の組み合わせ、って大人でも難しいなと感じることが多いので、小さいうちから色で遊んで、さまざまな組み合わせやお絵かきを楽しんでもらいたいなと思っています。
紹介した色遊びグッズはどれもおすすめ、一つあれば兄弟みんな遊べますので、ぜひ導入してみてください。