年子ママうたこの知育ブログ

4歳の女の子と2歳の男の子と毎日楽しく遊んでいるブログです。

わたしが教育の軸にしていること

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……なんていうえらそうなことを言えるほど育児歴も長くはないのですが。

2018年、子供が生まれる前は「子どもが喋れるようになるまでって、どうやってコミュニケーション取るんだろう」と思っていた私。

そんな私が子どもの賢さと可愛さに開眼し、これからこの人たちとどう関わっていけばいいのか?! と、考えていることをまとめたいと思います。

 

 

子どもと過ごして分かったこと「この人は全て持って生まれてきた」

初めの頃こそ「全然寝ない」「ずっと泣いてる」のコンボでへとへとだったのですが、生後3ヶ月をすぎるとなんとなぁくお互いに「新しい生活」に馴染んできました。

そして、赤ちゃんの正体に気づきます。

 

新しいもの、面白そうなものへの興味関心、探究心、執着、母や父・関わる人たちへの深い愛情、今まで全くできなかったことへの挑戦、挫折、再度挑戦、達成、周囲の環境全てからの学習。

 

これは、大人になると失われてしまうことも多いものですよね。

赤ちゃんは、全て持っているのです。これは信じられないことでした。なんて羨ましい存在なんだろうと思いました。

と、同時に、私は気づきました。このとんでもない存在は、しばしば「退屈」して泣いているということに。

新たに学ぶことがない生活なんて、させていられない! 

 

子どもが持つべき力とは

全てを吸収しようとする子どもに、なにを吸収させるのか。

これは親が選択するしかありません。生後6ヶ月の赤ちゃんはGoogleで「6ヶ月 学び」と検索することができません。ものを買いに行くこともできません。なんならまだ、自力では家の中の数メートルしか移動できません。

 

認知能力? 非認知能力?

 

もっと、大きすぎる視座に立ってみれば、世界を推し進める力が必要なのだと思います。

私が生まれた頃には、インターネットはありませんでした。30年で世界は大きく変わりましたよね。技術、人権問題、ウイルス、私よりも30年あとに生まれた子どもたちは、この下地の上に立って、世界をよりよくしていく必要があるのです。

 

そのためには、人類がこれまので歴史の中で見つけてきた様々なことを会得していく必要があります。

 

外遊びかプリントか、なんて話ではとても収まらないのです。

 

私の考えた5つの軸

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幼児教室での体験や、幼児教育に関する書籍、各種「幼児への働きかけ」から、重要なものはこの5つだと考えました。

 

言葉

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言葉は人類だけが持つコミュニケーションツールです。

母国語で深い思考ができるのはもちろんのこと、日本に生まれたからには、この島国だけの情報量で足りるはずもありませんので、英語に関しても、英語によって学習が可能になるレベルは目指したいと思っています。

 

次に、圧倒的に話者の多い中国語。英語が母国語なので学ぶ必要のないアメリカ人の間では、幼児〜高等教育で中国語をさせる流行りもあるそうな。でも、多くの人が挫折するそうです。

理由は、「漢字が難しい」

その点、日本人は漢字も扱っているではないですか! なんてラッキー! 中国語は日常会話〜ビジネス会話くらいにできるようにしたいなと思っています。

 

その他の言語に関しては、耳をしっかり慣らしておいて、将来勉強する時に役に立てばなぁと考えています。

 

私も英語は話せないし、中国語もその他の言語もからきしなのですが、今は良い教材がたくさんありますので……DWEを筆頭に、色々見たり聞いたり遊んだりしています。

 

音楽

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言葉がなくともコミュニケーションを取ることのできる音楽は、まるで魔法。

日本ではこれまで「演奏技術」に関する習い事は多くありましたが、「音楽自体を心から楽しむ」教育はあまりされてきませんでした。

体の底からリズムと一体化している人たちっていますよね。あんな感じで音楽を楽しめるようになってほしいなと思っています。

 

音楽については、私に専門性がないため習い事に通っています。

 

美術

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忙しい時には一番に切り捨てられそうなものですが、美術って、大事だと思うんですよね。

Twitter見てても人の注目を集めているのって「パッと見すごい」「すごく分かりやすい」ものが多くて、絵とか漫画での表現って多いなぁと。

 

……まずい、美術の重要性をろくに語る力がないことがバレそうです。

 

お絵描きや創作活動をする子どもを見ていると、その集中力に恐ろしさを感じるくらいなんですよね。それを見ていて、「あぁ、こういう芸術活動って、生まれながらに人間の中に存在するものなんだなぁ」と思って、もっと没頭する時間を、力を伸ばせる環境を作りたいなと思ったのです。

 

自宅にアートコーナーを設け、絵の具やクレヨンでのお絵描きはいつでも気が向いた時にできるようにしました。積み木、粘土などもすぐに使えます。

あと、未就学児の間だけでもアトリエに通おうかなと思っています。私には、感覚の世界のことは中々伝える力がないので……。

 

数学

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数字というのは人間が作り出した概念なので、新しく生まれた人間である子どもは、その概念を学ぶ機会を与えられなければ、その概念を知ることができません。

学ぶ機会というのは、早くからたくさん与えられた方が当然に遠くに行けます。

 

ところで、私は壊滅的な方向音痴です。この理由について考えてみたのですが、「16歳までは二つとなりの駅までしか移動してはならない」という家庭内ルールがあったからなのではと思っています。

地図が頭の中に作れないのです。作り方を学んでこなかったので。

 

数学は、ピグマリオンの家庭教育教材を使っています。ピグマリオンは考え方も大好きなのでそのうち記事にまとめたいと思います。結構お高いんですが、兄弟で使うのでまぁ許容範囲かと。

 

運動

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生まれてすぐの子どもは、まず体が不自由です。最初の一年は「自力で体を動かす」挑戦の年です。

歩けるようになった、オッケー! ではないのですよね。私も体の動きについて深く考えたことがなかったのですが、ジャンプ、片足立ち、後ろ飛び、逆立ち、鉄棒、縄跳び、何でもかんでも、体を使ってどうするのか? を学んでいく必要があるのです。

 

これも自分の経験について思うことがあります。私は運動神経が悪かったわけではないのですが、球技は全くできませんでした。ボールを持って走って、その勢いを利用して遠くに投げるということが全くできず、ソフトボール投げは6mが最高記録です。

才能がないんだ……と思ってきましたが、よく考えてみると、私はボールを投げる動きを体力テスト以外でやったことがなかったのです。本番一発でできるはずがないんですよね。

 

運動についても、各種動きを経験して学んでいくことが大事だと思いました。

しかし私にはできないので、これも然るべきタイミングで習い事に通う予定です。

 

まとめ

せっかく持って生まれた力は、まんべんなく伸ばしておきたい。この後の人生で「ここに注力したい!」となった時に、力不足で諦めることのないようにできれば……。

あと、私は見てみたいのです。「まんべんなく力を伸ばす」なんていうことが可能なのか? その場合、人の力はどうなるのか? どう成長するのか? 

子どもたちが幸せにいきていく、とはどういうことか。自分に何ができるのか……。

そんなことをずっと考えていられる(頻繁に子どもたちに抱きつかれながら)って、育児って楽しくて幸せだなぁと思います。